期間工の求人を利用して内部のことを知ろう

期間工とは特定の期間限定で、そのメーカーの社員として働く作業員のことです。契約できる期間は最大で2年11か月で、3年以上たつと正社員として雇わなくてはならないため、一度契約を切って配置換えなどが行われることが普通です。期間工の求人には2種類あり、メーカーに直接雇ってもらうものと、派遣会社に雇ってもらう方法があります。前者はメーカーの社員と同じ扱いになるので、給料や福利厚生などで派遣社員よりも断然有利です。

派遣社員の場合は、雇い主が派遣会社になるため、そのメーカーの福利厚生などは使用できません。そのため求人の段階で雇い主がどこにあるのかを確認しておく必要があります。よく寮完備という求人がありますが、雇い先が派遣会社だと寮を使わせてもらえなかったり、寮費が異常に高くなることがあります。また、景気が悪くなった場合、派遣社員はすぐに切られてしまいます。

期間工として働いた場合、毎日が同じ作業の繰り返しになるので、精神的に苦痛に感じる人も多いです。しかし、1年たつと正社員登用のチャンスがあり、狭き門ですがその会社に正社員として雇ってもらえる可能性があります。いきなりその会社に正社員として応募すると、内部の事情を知らずに就職することになりますが、期間工から正社員として就職した場合、期間工の間にある程度内部のことを知ることができます。そのため、何も知らずに就職するよりは、経験を積んでからその会社に就職する方法として利用することもできます。

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